マティスと妻・アメリー

アンリ・マティスがニースのレジナホテルに居た時、妻と別居していたことを、原田マハの『ジヴェルニーの食卓』で知り、驚いた。
30年前、ニースに滞在していた時に借りていたワンルームマンションが、シミエ教会の裏手にあった。
マティス美術館のすぐ近くにあるシミエ教会の墓地には、マティスが奥さんと共に眠っていると聞いていた。二人は仲が良かったんだなあと当然のように思っていた。
それが、別居していたとは。。。なぜなのか??

【マティスによる妻アメリーの肖像】
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図書館で2冊の本を借りてきた。
マティスの切り絵と挿絵の世界』(解説・監修 海野弘)
もっと知りたい マティス-生涯と作品-』(天野知香著)
そして、得られたマティスの家族関係に関わること:

1869年、大晦日、アンリ・マティスは北フランスの穀物商の家に生まれる。
1887年(18才)法律の勉強のためパリへ
1890年(21才)虫垂炎をこじらせ1年間静養中、画家を志すことにする。
1891年(22才)画家を目指し再びパリへ
1894年(25才)カロリーヌ・ジョブローとの間に娘・マルグリットをもうける。
1898年(29才)アメリーと結婚
アメリーは献身的な妻となり、マティスのマネージャー役を果たす。
アメリーとの間に長男・次男をもうける。
1930年代、妻アメリーが、有名になったマティスへの情熱を失い、引きこもり、寝込むようになる。
1933年(64才)病気がちなアメリーの付き添いとしてリディア・デレクトルスカヤが雇われる。
リディアはロシア革命でフランスに亡命し、ニースでアルバイトをしていた。
1938年(69才)ニース郊外シミエのレジナホテルに居を移す。アメリーと別居。
1941年(72才)1月リヨンで腸の手術
1943年(74才)ニース空爆の危険を避け、ヴァンスのル・レーヴ荘へ居を移す。

【ヴァンスのル・レーヴ荘】
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1944年(75才)レジスタンス活動をしていたアメリーが投獄、また、娘・マルグリットは逮捕後収容所送りとなり一時消息不明となるが、パリ解放後、二人とも生還。
1948年~1951年
1941年の手術後、看護婦の代理としてマティスの世話をし、モデルも務めていたモニカ・ブルジョワは、何も言わずにモデルを辞めて、シスター・ジャック・マリーという修道尼になっていたが、彼女を介してヴァンス礼拝堂デザインをすることになる。
妻・アメリーとは絶交状態。この仕事に全精力を注ぐ。
1954年(84才)11月3日ニースにて没

アメリーはマティスに遅れること4年、1958年に亡くなっている。

【孫娘とマティス】
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明るく穏やかな絵の印象から、幸せな家庭を想像していたが、いろいろあったようである。

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画像はすべてアラゴンのマティスについて著作(洋書)より


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# by yamabato_za | 2017-04-14 11:06 | 図書室 | Trackback | Comments(0)

落語「かぼちゃ屋」

楽しみに観ていた『超入門!落語THE MOVIE』があっという間にこの3月で終了。
「短過ぎるぞ!!」と思っていたら、NHK総合からEテレに引っ越しをして(月曜夜11時~11時28分)、ほとんど同じものをこの4月から放送している。
ほとんど同じというのは、ワンポイント江戸知識が番組の最後に付いている点が新しいからである。

Eテレ第1回目の「かぼちゃ屋」が愉快だった。
ぽーっとしている与太郎。
かぼちゃを天秤棒でかついで売って来るように言われる。
呼び声は大きな声で、
表通りより裏通り、
売るときは「上を見て売れ」とやり方を教わった。

与太郎はぽーっとしているけれど、素直なので、天秤棒をかついで歩きながら言われたことを思い出してちゃんとやってみる。(ヨロシイ!)
「かぼちゃあ!かぼちゃあ!」と怒鳴っていると、うるさいと道行く人に言われる。
実際、うるさいのだが、「唐茄子屋でござい!」と調子よく言った方がいいんじゃないかとアドバイスされる。

裏道に入ろうとすると狭い路地で身動きが取れなくなり、住人のひとりが怒って出てくる。
お客様の言うことは素直に聞くことと言われていたのを忘れず思い出して、「どうぞ自分を殴ってください」と言ったのが気に入られて、結局、かぼちゃは完売する。
(売るときにちゃんと「上も見て」、言われたことをすべて実行。エライ!)

与太郎と周りの人とのやり取りが、言葉使いは江戸弁で激しいながらも、のんびり可笑しい。

お芝居をかぶせないオリジナルの高座動画が、番組サイトで観られる。
素の落語だけでも、変わらず面白い。

「かぼちゃ屋」は、“約250年前の笑話集『軽口駒さらゑ』が元と言われる上方落語で、四代目・柳家小さんが東京に持ち込んだとされる。” (番組サイトの説明書きより)
落語は春風亭一之輔、芝居で与太郎を演じたのは加藤諒(ナイス・キャスティング!)。


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# by yamabato_za | 2017-04-07 00:15 | TV | Trackback | Comments(0)

カレー味のおかき

数ヶ月前に、吉祥寺駅ビルのおしゃれな食品を集めたお店に、カレー味のおかきを見つけました。
パッケージにとても惹かれて買いたいと思ったのですが、お財布の紐がどうにも固く、
「また、今度ね」と先送りにしました。
時々その店には足を運び、そのおかきを目にしていましたが、購入には至らず、
ずっと「また、今度ね」でした。
ところが、先々週だったでしょうか、そのおかきが店の棚から全くなくなっていたのです。
そのおかきにはカレー味の他にチーズカレー味、わさび味、ソース味などがありました。
そういった他の味付けのおかきもすべてなくなっていました。
一体どうしたことでしょう!
いつまでもあると思うな「カレー味のおかき」です。
数日おいて、再度訪ねました。
ありませんでした。
さらに、数日おいて、行ってみました。
ありました!
品切れだったのですね。
こんなことを経て、やっと購入(486円)!
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三重県にある美鹿山荘というところが出している「カレーのおせんべい」という商品です。
おかきの個包装に印刷されたイラスト:
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インド人男性、象、カレールー、インド女性3パターンの6種でした。
このイラストパッケージがなければ買いたいと思わなかったでしょう。
パッケージ大事です。
味はというと、ラベルに和風カレー味とあるように、マイルドです。
味的にはもっとピリ辛な岩塚製菓の「えびカリ」おかきの方が個人的には好みでした。
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# by yamabato_za | 2017-03-30 18:16 | 買い物 | Trackback | Comments(0)

政治家セザール賞

ネットで視聴していたお気に入りのフランスTVニュースバラエティ番組“Le Petit Journal(ル・プティ・ジュルナル)”が昨年秋の番組改編でナビゲーターが代わった。
コメディアンではないかと思われる新しい男性ナビゲーターは嫌いではないものの、前ナビゲーターに馴染んでいたので、あまり観なくなっていたのだが、面白いものを捜して再アクセス&視聴してみたのである。

次の日がセザール賞発表ということで「ル・プティ・ジュルナルのセザール賞」を発表していた。

・政府の報道官であるのにテレビ番組に出演して「何も言うことがない」と言う政治家、、、、、ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルジャン!
ステファン・ルフォル!(現政権の報道官)

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「答えたくありませんね」「言いません」「知りません」「他にコメントすることはありません」とテレビで言っている彼の映像が流れる。

・質問すると「私に話させてください!」と言いながら、その質問に対して答えられないので実際のところは答えたくない政治家、、、、、ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルジャン!
ジルベール・コラール!(マリン・ルペンを党首とする国民戦線に所属する政治家)
「私に答える時間をくださいよ」「私に話させてください」と言っている彼の映像が流れる。

・アンケートでは飛ぶことはない(人気があがることはない)ながら、現実に飛ぼうとする政治家、、、、、ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルジャン!
ジャン・リュック・メランション!(左翼党)

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演説しながら両手を鳥の翼のように拡げてしきりに上下に動かす彼の映像が流れる。(とても笑える)

・政治家である前に男であることを忘れない政治家、、、、、ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルジャン!
アルノー・モンブール!(社会党議員、オランド大統領の政策に不満を示した)
ラジオ番組出演時に誰かに微笑みながらウィンクする彼の映像がムーディなBGMとともに流れる。(とても笑える)

・議員に再当選した時には誰もそのことを知らず、外務大臣だった時には彼について話されることは全くなく、彼が政界から引退すると発表した時には誰も反応しなかった、、、、、ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルジャン!
ジャン・マルク・エイロー!(オランド政権で首相を務めたこともある政治家)
見えない男、完全に透明な政治家!

政治家を面白可笑しく茶かす手腕は以前とすぐるとも劣らない。
政治家たちの中には“Le Petit Journal”をひどく嫌っている人もいるのもうなずけます。


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# by yamabato_za | 2017-02-25 23:16 | サイト | Trackback | Comments(0)

仲見世通って初詣 2017

1月6日、浅草寺へ初詣。
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仲見世らしい正月飾りが青空に映えます。
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割と落ち着いた人出の浅草寺。
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初詣の後、左手に折れると花やしきに出くわしました。
何やら面白そうな乗り物。人が乗った椅子が高い鉄塔を上下します。
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その後、「とらや」の白みそのお雑煮を求めて、そそくさと地下鉄駅に向かいました。
ここ数年、恒例のお気に入りコース。






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# by yamabato_za | 2017-01-12 00:28 | その他 | Trackback | Comments(0)